人から見える部分である足や二の腕、そして顔。そこにお肉がついてくると、自分でもすぐに太ったという事に気づき、危機感を覚えますよね。ただ、意外と厄介なのが、普段は人に見せる事のないお腹だと思います。いつの間にか、パンツのホックが閉まらない!タイトなスカートがキマらない!これなら大丈夫だろうと思って選んでみたワンピースも、下手すりゃ妊婦さん?状態。

私がそれを実感し始めたのは、デスクワーク歴も長くなってきた26歳の時でした。それまでは接客業をしていた為、常にお客様からの目を意識し、背筋はピンとしていましたから、自然とお腹にも力が入っていたのでしょう。また、悲しいかな若さという武器があった為、代謝もよく贅肉を蓄えることは無かったのだと思います。

腕や足はわりと細めなのですが、お腹だけがポッコリ出ていたため、洋服は何を着てもアンバランスだし、何かのキャラクターのようなスタイルになっていました。特に誰かに指摘された訳ではないのですが、いつの間に、こんな風にいとも簡単にお肉を摘めるようになったんだろうと、お風呂の中でショックを受けたものです。

同世代の女性からよく聞かれる言葉ですが、「夏までになんとか!」皆さんこれよく言いますけど、よく考えると露出が多くなるのは腕脚ですよね。ぽっこりお腹は、冬でニットを着ていようと目立っています。ただ、この事に気づいたのは今年の冬。昨年の春は私も、夏に向けてのダイエットをしていました。

私のダイエット方法といえば、それはそれは古典的でした。

食事制限で炭水化物を極力採らない。ジム通いをして筋トレ、そして走る!など。日々の体重はきちんと記録、体型変化も確認する為に毎日自分の全身写真も撮っていました。

3ヶ月ほどすると、二の腕は少しほっそり、顔も少しだけですが、ほっそりとしてきました。が、肝心のお腹は全く変わらずポッコリとしていたんですね。

そこで私は考えました。これは、便秘のせいなのではないか?と。そう、私は幼少期からの筋金入りの便秘症だったのです。

ひどいときは2週間に1度程度の排便であった為、常にお腹が張っている感じがしていたんですね。

その夏は、どうしてもお腹をスリムにしておきたいイベントがあった為、付け焼き刃ですが手当たり次第に便秘薬を試しました。腸に刺激を与えて排便させるようなものは怖かったので、腸内の水分量を増やして自然な排便を促すタイプの便秘薬を、用量の最大で飲み、無理矢理といっていいほどに絞り出していました。

が、全くポッコリは改善されず。結局その夏のイベントは、常にお腹を凹ませておくという荒技で乗り切りました。ただし気を抜くとすぐに下腹がポコン!と出る為、常に肩が上がっている状態で、もしかしたら周りからは不自然に見えていたかもしれません。

余談ですが、この常にお腹を凹ませるという荒技の後は、便秘薬を使わなくてもとても気持ちのいい排便がありました。なんという副産物。まあ、それでもこのポッコリお腹に変化は無かったので、結局は便秘を解消しても意味が無かったということが明確になりました。

そんなこんなで悪戦苦闘を繰り返していた私ですが、今現在、お腹周りはそう気にならない程度まで締まってきています。何をしたのか?時別大変なことは何もしておりません。毎日たった3分のストレッチを行っているだけなんですね。

ある時、何気なくテレビから聴こえてきた言葉にハッとしました。「あなたのそのお腹、太っている訳ではなくたるんでいるんです!そのたるみには、食事制限は全く意味がありません!」はっきりとは覚えていませんが、このような事を言っていたと思います。

その番組では、女芸人さんをモニターとして、お腹のたるみ解消のストレッチを紹介していました。まったく難しいものではない、大股開きで行うスクワットです。

大股開きで立ち、スクワットを5回。5回目には、脚を曲げた状態でストップし、軽く上下に揺れる。これだけです。

やってみると分かるのですが、お腹にかなりの力が入ります。

その女芸人さんは、もともとは辞書のような分厚さの贅肉がお腹周りについており、両手でしっかりと掴めるほどでしたが、このスクワットを毎日行い、短期間でも目に見えて分かるほどたるみが引き締まっていました。

私もそのスクワットを行うようになり半年が経とうとしています。何事も続かない私ですが、続けてこられたのは時間も手間もかからないから。それでもサボってしまう時があるのでまだまだ凹んだお腹には程遠いですが、気になっていた下腹のポッコリはかなり締まってきた為、この春からはタイトスカートにもチャレンジできるようになりました。また、お腹とともにお尻までアガるというこれまた嬉しい副産物も。1年が過ぎるのは本当に早いもので、もうすぐまた薄着の季節がやってきます。今年は付け焼き刃のダイエットはしなくて済みそうです。