毎日の食事は生きていく為には欠かせないものです。昔とは異なり今では和食だけでなく洋食文化も一般的となっています。そのため昔ながらの和食よりも洋食がメインの食生活の人も少なくないですし、朝はパン食というスタイルも定着してきています。しかしこの洋食文化は日本人の肥満を加速させる原因となっており、洋食文化が定着すればするほど肥満率というのは上昇してきたのは事実です。パン食の場合一見お米に比べて軽い食事という印象が強く、ご飯よりも太り難くお腹周りにも影響しないのではと勘違いしている人も少なくないのではないでしょうか。

しかし実際にはパン食はカロリーも高く糖質も多いため、誤った認識で食べ続けてしまうと肥満の原因になるのは間違いありません。では何故パン食がお腹周りを肥大化させる原因になるのかと言えば、パンに使用されている材料に問題があるためです。

基本的にパンというのは原材料が小麦粉で出来ており、小麦粉は食物繊維と炭水化物ですのでそのほとんどが糖質で出来ていると考えて良いでしょう。糖質というのは摂りすぎると体を肥満化させる原因となるものですので、パンを食べることはエネルギーを蓄積しやすくなると考えなければいけません。もちろん適量を適切な時間に食べるのであれば、体を動かすためのエネルギーの補給になるので何ら問題はありませんが、毎日パン食で摂取カロリーや糖質量が日々のエネルギー消費を越えてしまうとそれがお腹周りを大きくする原因になります。

それと食パンなどプレーンなパンであれば朝1枚食べる場合やお昼にサンドイッチを食べるといった程度であれば特に気にする必要はないですが、いわゆる菓子パンや惣菜パンの類に関してはプレーンなパンよりも圧倒的にカロリーも高く糖質量も爆発的に多くなるので同じ1個食べた場合でも肥満を加速させることになります。毎日継続的に菓子パンや惣菜パンが続いた場合には大幅なカロリー摂取オーバーにもなりますし、菓子パンや惣菜パンに使用されているバターや砂糖、中に詰められている惣菜のカロリー等もプラスされることになるので、パン食が続けば続くほどお腹周りを肥大化させる原因となります。それと惣菜パンや菓子パンには大量の脂質も含まれていますので、それも脂肪を増やす原因になります。

ではパンではなくお米の場合はどうなのかといえば、お米の場合もパンと同様に食物繊維と炭水化物で出来ています。その為白米食べた場合にはパン同様に糖質を摂取することになります。これだけを考えた場合にはパンからお米に変えた場合でもお腹周りに影響するのではないかと感じるかもしれませんが、お米の場合パンとは明らかに異なる部分があります。

それがお米は腹持ちが良くパンに比べると長時間胃の中に留まり少しずつ消化されていくと言う特徴があります。人は食事をした場合には血糖値が上昇することになり、パン食の場合はその上昇が急激に上がることが分かっています。特に甘い菓子パンなどは血糖値を一気に上昇させますので太りやすくなるのは間違いありません。しかしお米の場合は緩やかに血糖値が上昇し、玄米などはそれが顕著です。そのため同じ量を食べた場合でも消化のスピードも異なれば血糖値の上昇も違うのでお腹周りの事を考えた場合にはお米のほうが太りにくいと考えて良いでしょう。

ただしお米の場合も基本的には炭水化物の塊ですので、食べ過ぎれば太る原因になりますし炒飯や牛丼と言ったメニューの場合は脂質も糖質もさらに増えることになりますしカロリーも大幅にアップしてしまいます。この場合お米に切り替えた場合でもパン食の時と状況があまり変わらないことになるので、結果的にはお腹周りに変化がないと言うことにもなりかねません。

その為もしパン食からお米に切り替えるのであれば、お米を食べる際のメニューにも注意が必要となりますし、白米を食べるよりも玄米や雑穀米といったものにするということが重要となります。そうすることで噛む回数も増えますし白米よりも消化に時間がかかるので太りにくくなります。それとお米の場合も食べ過ぎは結果的に太る元になるので、食べ過ぎには注意しなくてはいけません。これは玄米や雑穀米でも同じですので、何事も限度を考えて食べる量を調整することがお腹周りを太くしないためには必要となります。

パン食の場合も最近では糖質が少ないブランパンというものが登場しており、それをチョイスすれば太りにくいパン食も可能となります。もちろんその場合も食べ過ぎはNGですし、ブランパンであっても一緒に食べるものによってはカロリーや糖質が増えることにもなるので、何と一緒に食べるのかを考えることが求められます。

パンとお米を比べた場合はお米のほうが太りにくいのは間違いありませんが、それをはき違えてしまうと何も変化がないですしむしろお米にしたほうが太ったということも起こり得ますので、パンとお米の違いを正しく理解して上手く食べ分けすると良いでしょう。