若い頃はスリムだったけれど齢をとるとともに徐々に太ってきたと言う人は多いと思いますが、見た目はほとんど変わらないのにお腹周りだけ急に苦しくなった、お腹周りが一気に太くなったと言う人もいるのではないでしょうか。これは人によって脂肪のつき方が異なるため起こる現象と言え、体が全体的に大きく太くなる人は皮下脂肪が増えやすい人だと言え、お腹周りだけが急激に太くなる場合は内臓脂肪が付きやすい人だと言えます。

脂肪にも種類があり皮下脂肪は皮膚の下に付く脂肪、内臓脂肪は体の内部の内臓に脂肪が付き大きくなるもので、見た目には細くてスリムなのにお腹だけがポッコリ出ている人は内臓脂肪を溜めこみやすい体質であることが考えられます。この内臓脂肪は外からでは確認することが出来ない脂肪ですし、見た目は変わらないのにお腹周りが昔より苦しくなった言うのは内臓脂肪を大量に蓄えている証拠と考えなければいけません。現代社会ではこの内蔵脂肪が増える人が増加しており、いわゆる隠れ肥満と呼ばれているのがこの内臓脂肪溜めこみ型となります。

内臓脂肪は毎日の食事で得たエネルギーを使いきれなかった場合に内臓に溜めこむことで増えていく脂肪であり、特に年齢が一定の時期を超えると増え始める脂肪となります。若い頃は体の代謝も活発ですので皮下脂肪も内臓脂肪も付きにくく消費されやすい状態が維持され続けていますが、これが20代を越え25歳を過ぎたあたりから体の代謝は10代の頃と比べると著しく低下していくことが分かっています。さらに300代・40代と年齢が重なれば代謝はもっと悪くなっていきますので内臓脂肪を溜めこみやすい状態にどんどん進んでいくことになります。女性の場合はこれに加えて女性ホルモンも内臓脂肪を増やす原因となっており、年齢と共に女性ホルモンの分泌量が減ってくるとそれと共に脂肪が付きやすい体へと変化していきます。中年の女性にお腹がポッコリ出た人が多いのは、この女性ホルモンの減少も関係していると考えて良いでしょう。まだ20代であればそれほど影響はありませんが、25歳を超え30代に近づけば女性ホルモンは減少しますし、40代になればさらにそれは顕著になります。そのため何もしなくてもお腹周りが太くなることになるので、日頃から体の状態をしっかりとケアしておくことが重要です。

運動不足というのも脂肪を溜めこみやすくしお腹だけをポッコリさせる原因となります。特に社会人になり会社勤めが始まると学生の時のようには運動することが無くなりますし、意識的に運動をしていれば問題ありませんが仕事に追われてそういった時間を取ることも難しくなってくることも少なくありません。運動不足は消費カロリーの減少に繋がり、毎日の食事で摂取したカロリーを消費できなくなっていきます。それが積み重なるとお腹周りが太くなることに繋がりますし、お腹周りは特に脂肪が付きやすく内臓にも脂肪が溜まりやすい場所と言えます。それがお腹だけが太る原因となるので日々の生活を見直すことから始めなければいけません。

内臓脂肪は脂肪の中でも溜まりやすい脂肪ではありますが、燃焼した際には最初に落とすことが出来る脂肪でもあります。皮下脂肪の場合は一度付いてしまうとなかなか減らすことが出来ませんが、内臓脂肪に関しては運動などで簡単に落とすことが出来る脂肪なのでお腹周りが気になり始めた場合にはまず運動を生活に取り入れることが脂肪燃焼のポイントとなります。

この運動に関しては激しい運動をする必要はなく、毎日継続して続けられる運動で十分な効果があります。例えば毎日歩いて通勤をすることや、朝や夜に数十分ウォーキングをするだけでも劇的にお腹周りに変化が起きます。歩くと言うことは体の筋肉を使いますのでエネルギーを消費しますし、有酸素運動なので燃焼効果も高く痩せるのには最適な運動となります。激しく動くわけではないので体を痛める心配もなく、無理せず続けることが出来る運動だと言えます。

それと同時に食生活にも注意をする必要があり、毎日の食事メニューを考えて脂肪や糖質を摂りすぎないようにすることも重要になります。20代という年齢は食事を適当に済ましてしまうというケースが多く、コンビニ弁当やジャンクフードだけ、お菓子だけで食事の代わりにする人も少なくありません。早食いなども血糖値を上昇させやすくなりますし、適当な食事は体を維持するための栄養が不足しお腹周りを太くしてしまう原因にもなりますので、毎日の食事をバランスよく摂るように意識することが太らないためのポイントとなります。仕事でストレスを溜めるとそれも体に影響しお腹周りをさらに太くすることにもなるので、そうならないためには運動を取り入れ食事を大事にし、ストレスを発散できるように心掛けることも必要でしょう。

基本的には自分の生活習慣を一から見直してダメな部分を直していくことがポッコリお腹解消にも繋がります。